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10月、11月は元気がなくてふりかえりをやっていませんでした。年末なのであきらめて年間のふりかえりをやります。

よかったもの

正直なところ絵のクオリティも不安定だし、話もほとんど進まなかったのでけっして良かったとは言えないのだけれど、発売されたというだけですべてを帳消しにして最高の一冊。

「おれが美しいと思うもののために」という短編がとにかく好きでなんど読んでも鳥肌がたつ。

母親の足跡をたどって人と触れ合って成長する話。ヨーロッパを旅する系に弱い。

独特の雰囲気の恋愛漫画。変わった人たちが変わった恋愛をしている。変わった人になりたかったけど、なれなかったので登場人物たちがキラキラして見える。

車と会話できる探偵のヒューマンドラマ。登場人物がみんな奔放な性格で楽しそう。

好きな人は100回くらい読んでそう。僕は今年はじめて読みました。熱量がとてつもなく高く読み終わったらぐったりしていた。

殺した人間を冷静に処理するお父さんの異常性に目が離せない。あまりに優秀すぎてハラハラしそうなシーンもどうせ切り抜けるんでしょってなって冷静に読める。

何かに熱中して、高い熱量で取り組むの、我々の世界と同じで、結果が出たら本当に嬉しい。

第七女子会彷徨も気持ち悪かったけど、さらに磨きがかかっていて、読んでいてとにかく不安になる。

恋愛結婚がなくなって久しい時代の恋愛の話。歪んだ三角関係が今後どう転ぶのか、この気持ち悪さと作中ずっと暗い雰囲気が漂っているのがよい。元気なときにしか読めない。

どうして人間は自分の理想とは違ってうまれてくるのか。努力してもどうしようもないことはどうしたらいいか。強く生きるにはどうしたらいいのか。

各月の様子

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