ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

今年のn冊

はじめに

何を読んだかあんまり覚えていないので来年は記録を残そうと思った。 記憶に残ってて良かったやつを挙げます。 来年もおもしろいのを読みたいのでいいSFかミステリーを教えてください。

良かったやつ

禅銃の訳が古すぎて厳しい気持ちになっていたのだけれど、この短編を読んでイメージが一転。 1つのアイデアを広げるスタイルのSFで毎度なるほど!って気持ちになった。 「大きな音」という話がよくて、なぜか雪の日の圧倒的な静寂をイメージした。

夜行

夜行

森見先生の最近の長編。とにかく気持ち悪い。きつねのはなしと同系統の気持ち悪さで最初から最後まで粘性の液体の中にいるみたいだった。

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

文庫で改訂された「充実した土曜日の全貌」を知ることができる一冊。こちらは楽しいファンタジー。 充実した土曜日など一度も体験していないし、無為な人生。

青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

青い星まで飛んでいけ (ハヤカワ文庫JA)

SFなんだけれどヒューマンドラマを読んでいる感じだった。いい話が多くて目頭がじわっとなったり鳥肌が立ったりした。

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)

密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)

密室殺人ゲーム2.0 (講談社文庫)

自分でおこした殺人をクイズにして推理ゲームをするという話で、犯人は分かっている中で純粋にトリックだけを推理するというのがおもしろい。 最後がすごい気になる終わり方をして、すぐに2.0も読んでしまった。

御手洗潔シリーズは初挑戦だったのだけれど、実はコミカライズは読んだことがあって一部の話はトリックを知っている状態だった。 けれど、活字で読むとまた違った景色が見えて楽しく読んでいた。

いま読んでる

新しめの短編集。(最近カバーを漫画っぽい絵にすれば売れると思ってませんか…。)