ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

日記

土曜日の買い出し風景。

たびたび言っているように読書ブームが来ているのだけれど、読むのが遅すぎてなかなか次の本に移動できない。 今日はKindleの充電を忘れるというぽかをやったために、久しぶりに物理的な文庫本をもってきた。 「聖なる怠け者の冒険」、実は読んでなかったのでこっそり読む。

それ街を全巻一気読みした影響で、石黒正数先生の短編集をいくつか読んだ。 仕事でも私生活でも尊敬している元同僚が好きという理由で、対抗心(矛盾!)から読まないようにしていたのだけれど、ミステリとSFという二大好物の混ぜご飯であまりに良かった。 予備知識なかったのだけれど「ネムルバカ」からの「響子と父さん」が偶然連続で読めて最後「うおおおおおおおおおお」って小声で叫んでしまった。

漫画は空き時間とかでシュッと読めるのがよいのだけれど、小説よりも想像の余地が少ないのがネック。

ちなみに小説は人類補完機構全短編1を読んでいるのだけれど、だんだんと歴史が進んでいくなかでさまざまな視点でドラマがあっておもしろい。 いまのところ、ロシアの科学者が遠隔で人の意識を送受信できる機械を作ったところ遠い未来につながってしまって発狂する「夢幻世界へ」と、まだ平面航法が発見されておらず星を渡るのに多くの時間がかかった時代に愛する人のために星を渡った女性の話である「星の海に魂の帆をかけた女」がお気に入りである。 「スキャナーにいきがいはない」の集会のシーンの掛け合いはなにかの技術書で引用されていた気がするけど、なんだったかは全く思い出せない。 人間の想像力は1つの全く新しい世界を作りだすことができる。

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

ネムルバカ (リュウコミックス)

ネムルバカ (リュウコミックス)

響子と父さん (RYU COMICS)

響子と父さん (RYU COMICS)

ノーストリリア (ハヤカワ文庫SF)

ノーストリリア (ハヤカワ文庫SF)