ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

Ultima Onlineの思い出

急に Ultima Online の亊を思い出した。

なんでも出来るというところに魅力を感じてスターターを買ってやり始めた。 当時は自由に出来るお金がそんなにあった訳じゃないのでどうやって料金払っていたのか記憶にない。 もしかしたらスターターについていたのが切れる前にやめたのかもしれない。

すごい楽しかった記憶があるが基本は一人で遊んでいた。 ゲームと言ってもコミュニケーションが苦手なのは変わらない。

本当に偶然、空いている土地を発見して家を建てられたのがめっちゃ嬉しかったのを覚えている。 土地の不足が叫ばれていて自宅を持っているのはスタータスだった記憶がある。日本みたいだ。 森の中にギリギリ家が建てられる隙間があってそこに建てたのだった。

その後、勇気を出してギルドに入れてもらった。 ギルドの人から強い装備を貸して貰ってめっちゃ嬉しくてそれを装備してうろちょろしていた。

ちょっと冒険心が沸いて、舟で海を移動していたところ強敵に出会って必死で逃げたものの陸に着く前に死んでしまった。 UOでは死んだら装備や持ち物は死体と一緒に落ちてしまうという仕様で、折角もらった装備も当然落としてしまう。 取りに戻ったものの追いかけてきていた敵がそのまま居て再度死亡。 装備が消失してしまった。

絶望してログアウトして、しばし呆然とする。 冷静になってきた頭が働いてくると戻ったら装備をなくしたことを伝えないといけないことが恐怖に感じてしまった。 今考えるとあるあるな話だろし、戻って誤ればいいだけだったのだけれど、怖くなってしまった当時の自分はそのままUOを引退した。

このことは魚の骨みたいにずっとひっかかっていたらしく、時折急に思い出してはまた忘れるということをこの年まで続けていた。 今日も何かのきっかけで急に思い出して恥ずかしい気持ちになったので、ここに吐き出して供養することにした。