ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる」を読んだ

常日頃から会社のお金の動きについて無知なのを危惧していたものの、手は動かずにいつかはいつかはと気がつけば30も真ん中に。 社内の技術勉強会で会社のお金についての発表があって、こういうところが楽しいという感じの内容だったので急に興味を持ってまずは簡単そうなのをと手に取りました。 これの前にもう一冊読んでみたのだけれど、そちらはどうにも雑な印象で用語の統一すら出来ていなかったのでざっと流してしまった。

貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュ・フロー計算書(C/S)についてそれぞれ丁寧な解説のあとに、実企業の例が出されてどれがどの企業のものかを当てるクイズが出るという内容。 クイズも登場人物が会話しながら読者の代わりに論理展開をしてくれるので、どうやって答えにたどり着いたのかも分かりやすい。

最低限の知識がつくだけでなくて、数字の羅列だと思っていたものの見方を変えると事業の内容や特殊な事情を表しているということが見えてきて、苦手意識がだいぶ減っておもしろさが少し分かったのが良かった。

しかし、いけるのではと自社の有価証券報告書を読んでみたけど、数字の意味以上の情報を読み取れなかったので数をこなす必要がありそう。