ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

タイトルはΓって書いてあるのに本文だとγだし、αを90度傾けた形に似てるって言われてもよく分からないと思ったけど、ΓになっているのはKindleの画面でだけだった

トリックオアトリートって単語をみてミステリーが読みたくなって、そういえば最近森博嗣追いかけてないと思ったので調べてみたら読んでないのがいくつか出ていた。 昔は読みたいと思っても本屋にいかないと買えなかったのに、いまだとKindleで寝ながら買えて読めるしべんりになったものだ。

まったく気付いてなかったけどGシリーズの一番新しいやつ、意外とけっこう前に出ていた。 「ジグβは神ですか」を読んだのはついこないだだと思っていたのに、月日が流れるのは早い。 前職の昼休みに家賃払うためにATMに向かいながら読んでいたのを思い出した。

さて、今作、Amazonのレビューを見るとちょっと微妙そうな雰囲気で、うーんと思いながら読み始めた。 驚いたことに最初からすんなり読めてしまって拍子抜けした。

森博嗣の作品はだいたい最初はまったく興味が惹かれなくてつらいと思いながらページをめくるのだけれど、1/3くらいから面白くなって一気に読むというのが多い。 今作がすんなり読めたのは内容が薄いからだというネガティブな気持ちが頭をよぎるも、自分の本の読み方が変わったのだと無理やり納得させた。

主要キャラクタがそこそこまとまって出てきて、懐かしのキャラも再登場するなど、キャラものラノベという雰囲気で読んだ。 トリックもくそもないし、ミステリーではない。そもそも森博嗣はミステリーというジャンルをすでに外れているしそれはそれでよいのだけれど。

まあ文句をいいつつも森博嗣作品は大好きなので続きも絶対に読むのだけれど。

さいきん出た「彼女は一人で歩くのか?」は好評化っぽいので紙の本で読もうと思った。 あと、Xシリーズも二冊ほど読んでないので読まなくては。

追記:百年シリーズも読んでないの出てた。