土台を作った人達がいて、柱や壁を作った人がいる。
その家に生れ育った僕がなすべきは屋根を作ることだ。
何もないところに土台を作った人たちのおもい。
土台のうえに家を建てようとした人たちのおもい。
そのおもいを受け止め、受け継ぎ、考えてみる。
僕達がなすべきことは屋根を作って家を完成させることだ。
うまく文章にまとめる力が不足しているので、今僕が感じていることを抽象的に書いた。
ただ先人のおもいの結晶を消費するだけで終ってはいけない。そのおもいを引き継いで、できることなら彼ら、彼女らに完成した世界を見せる。それがウェブ(インターネット)が当たり前になった時代に埋めれた僕らがなすべき事ではないか。最近そう強くおもう。もっと小さく考えても良い。僕はウェブを通じてであった全ての人に感謝している。だから彼ら、彼女らがもっと便利に使える体勢を整えることでお礼をするんだと。
ウェブが当たり前の時代に生まれた僕達はきっと先人達とは違う発想ができるはずだ。だからこそこの世界をさらに上へと引き上げるポテンシャルがあるはずだ。ある人は法律を変えるかもしれない、ある人は技術のブレークスルーを見出すかもしれない。ある人はそれを手助けするかもれない。方法は関係ない。僕達の世代が力をあわせてこの家を完成させなければならない。
そして、完成した家で育った次の世代が作る街をみたい。全く違った発想で世界が変わっていく様子を見守りたい。
それが僕の夢。目標。
抽象的すぎてもいけないので足りない知識と文章力で出来る限り書いてみる。
僕の思う完成とはGoogleが目指すような全ての情報がデータベース化され共有される世界である。そしてそれを受け入れられる思想、法律、インフラ、人。そんな世界に生まれた子供達は小さい頃から様々な、芸術、音楽、思想、技術に触れる事が可能であり、僕が一生で得た経験を2周とか3週分も吸収できる。18歳までに作られた偏見が常識なのであったら、彼ら、彼女らの常識とは、僕達の想像をはるかに超えている。だからこそ僕達では見えなかった世界の側面がきっと見えるはずなのだと思うのです。
どんな方向に向かうか全く想像がつかない。だからわくわくする。どうしても見てみたい。
いきなりくだけて僕の想像を書くと、未来は自然溢れる世界なんですよね。昔の人が想像した未来都市とは違って、緑溢れる世界。ちなみにこの世界では植物を用いたネットワークが確立してます。鍵はバイオです。人はそこでスローなライフを送りながら、未来ってどんな風になるんだろうねって考えるんです。メルヘンでビューティフルですね。
とりあえず僕はまずもっと勉強しよっと。
Stay Hungry. Stay Foolish.
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
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