学生のころに思考の整理学を読んでから朝ごはんを食べない生活を続けてきた。 本によると朝食を食べると消化のために胃に血液が集中してしまい、脳に血がいかずに頭脳労働には向かないというのだ。たしかに食事をするとしばらくはぼーっとする。科学的根拠は知らん。昼ごはん後も昼寝をしてから働くといいそうだ。
この生活は睡眠時間が少なくて寝る直前にご飯を食べている場合はうまくいく。ちょうどいい感じで午前中働けるということが分かっている。それでは少しお腹空いたという感覚はあって気にはなっていた。しかし、最近は生活習慣が改まって寝る前にはそんなに食べてないし、睡眠時間も長くなった。そうすると午前中のお腹の空き方が激しくなってけっこうつらくなってきた。
気になっていることがあると集中できない。これはいままで意識してこなかったことだったけど、ケアレスミスをなんとかしようと思っていろいろ調べてたときに似たようなことを読んで意識するようになった。たとえば「あれやったっけ」みたいなことを気にしながら別の仕事をしていると目の前の仕事が疎かになる。これは例えば気になっていることをどこかに書き出しておいて一旦忘れるなどの対策がある。
同じように体調が悪いときに仕事をしても気になって集中できない。空腹な状態もしかり。よって最近は朝ごはんを食べつつあるということを書きたかったのだった。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
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