ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

「IPPO」3巻を読んだ話

疲れてて早めに寝落ちして5時くらいに起きたんだけれど、やらないといけないことがありつつも気が進まなかったので読んでた。

靴職人の主人公が毎話、様々な考え、生き方、立場の人々にビスポーク(オーダーメイドの靴)を作るというストーリーで、靴を触媒として様々な人間模様を描いている。

えすとえむさんはBLの人だというイメージが強くて、1巻はBLだと思って読んだらぜんぜん違って、良い意味で裏切られた作品でした。

3巻は一時帰国しているイタリアで話が展開していて、これまではお客様の話が中心だったのが、どちらかというと主人公に焦点があっているような話が多かったように思う。日本人の女性職人の話がとても印象に残っていて、主人公の言葉がグサリときた。

僕は「人の気持ちを考えること」と「ぶれない軸を持つこと」が出来なくて、どちらも気持ちよくこなす主人公に強い憧れと劣等コンプレックスを感じている。真逆の生き方をしているからこそ、強く惹かれるのだと思う。

最近の個人的イチオシ漫画です。