ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

喪失と復活

年末に祖母を亡くした。

危篤だと聞いて駆けつけたものの、そこから何度か危ないタイミングがありつつ一週間も頑張ってくれた。 十分にお別れの時間をもらえたので、最期のタイミングはずいぶんと穏やかに受け止めることが出来たと思う。

しばらく元気がなくてなんとなく朝が起きられなくなっていた。 受け止めたと思っていたけど、意外とそんなことはなくてダメージは大きかったらしい。

髪がだいぶ長くなってしまっていたので年末に切るつもりで予約をしていた。 結局、切ることが出来なくてそのままになってしまった。 たぶん人生で一番長かったと思う。

ある日、流石に切るかと切りに行った。 次の日から突然ふつうに朝起きられるようになった。

たまたまだったと思うのだけれど、何かが吹っ切れたのかもしれない。