ちなみに

火曜日の空は僕を押しつぶした。

週末日記

逆さ大山。植田正治美術館とてもよかった。

金曜日、とても気に入っているお店(といっても平日しかやっていないのでまだ二回しか行けていない!)が閉じられるということで、早退させてもらって食べに行った。 ランチを取り置いてもらっていたので、ちょっと遅い時間だったけれどいただく。とにかく美味しくて本当に閉じられるのが悲しい。 和菓子もとてもおいしくて綺麗で大満足だった。

夜は友達の家で、彼のバンドのアルバムをミックスするのを見学させてもらった。 ミックス作業どういうことをするのか全然知らなかったのだけれど、想像していたよりはるかに複雑で根気のいる作業だった。 外野は勝手にビールを飲んでやいやい言って解散した。

土曜日、文鳥をお迎えするという彼女の知人に付き添わせてもらってペットショップ巡りに。 しかしどうにも体調が悪くて車の中でずっとぐったりしていた。 解散してからも調子が戻らずに少し寝こんでしまった。

日曜日、鳥取旅行。準備していたつもりだったのに結局どたばたしてしまって乗るはずだったバスに乗り遅れる。 慌てて別のバスに。ちょうど感じの時間に京都駅につけたので結果オーライ。 高速バスの中は読書も捗るのだけれど、睡眠も捗る。

大山PAで降りたのはいいが何もなくて、本当にここで降りてよかったのかという気持ちになった。 Google先生を信じてしばらく田んぼしか見えないような道を歩いていくと、目的の蕎麦屋に到着。 蕎麦もおいしくて、けん玉も出来たし、猫もかわいかった。ざっくり。

Google先生を信じ切っているので言う通りに歩いていったのだけれど、とんでもない山道に出てしまって、進行不能になったりしつつも次の目的地に。

植田正治写真美術館。今回の旅のメインの目的地。 はしょるけど本当に良かったので全員行ったほうが良い。

タクシーで移動してみるくの里に。美味しいソフトクリームを食べながら最高の景色を味わえた。 インスタグラマーと思わしき女の子が異常な努力で写真を撮っているのをみかけたのでポーズを真似するなどの悪趣味な遊びに興じてみたりしていた。

そこからは歩いてホテルへ。標高800Mくらいのところだったので、めちゃくちゃがんばって登ることに。 車がないと自然が多い場所への旅は厳しい。

ホテル、あんまり人がいなかったらしくスイートにアップグレードしてもらった。 まどの外に大山が綺麗に見えるのでとてもいい部屋。 調度品もよいのが揃えてある感じだった。 しかし、外にもお風呂があったり、ブランコまであって大爆笑。いろんな意味で。

晩ごはんが美味しくてワインも進んだのだけれど、ペースを間違えて速攻寝てしまって完全に失敗だった。 てっぺんくらいに目を覚まして、外の風呂に入ったのだけれど、星がとんでもないことになっていた。 鳥取は星取県なんつって推しだしていて、大山辺りの星は綺麗らしい。

翌日、朝食に行こうと準備をしていたら、連絡がきて「大丈夫」と聞かれる。 なんのことかと思っていたら、どうやら関西で地震があったらしい。 そして思ったより大きい。各所に連絡を取ったりしながら、状況を確認してから朝食にいった。

どうにも帰る手段が失われていそうな雰囲気だったので、予定(といってもそんなにちゃんと決めていなかった)をすべて切り上げて帰ることに。 ホテルの人に米子駅まで送ってもらってきっぷを買おうとするもやはり関西に行く路線はのきなみダメそうとのことだった。 ひとまず岡山まではいけるそうだったのでそこまで行くことにしてやくものきっぷを購入した。

焦っても仕方がないので、ホテルの人が勧めてくれていたお店で海鮮丼をいただいて一服。 やくもにのって岡山に向かうことにした。

寝てしまっていて、岡山の手前くらいで起きたら新幹線は再開したとのことラッキー。 動いているということなので、そんなに焦る必要もなかったので、岡山駅周辺を散策することに。

なんとなしに入った後楽園がとにかくよくてだいぶ長いこと楽しんでしまった。 帰りにチンチン電車も乗れて想定外に楽しんでしまった。晩ごはんも美味しかった。

会社用のお土産を買って、新幹線、久しぶりの指定席で帰路についたのであった。

今回の旅でいろいろなことが進んだような気がした。