突然ですが、痛みが好きです。特に足の裏がつっているときの痛みが好きです。
コントロールできない痛みや、他人から与えられる痛みは好きではないので、マゾだからとう訳ではないと思っている。マゾであることは否定しないのだけれど。
話は少し変わるのだけれど、落ち着きのない性格なので、普段から思考が飛びがちです。 例えば人と会話していても、聞こえてきた単語や、目に入った光景などから、ぜんぜん関係ないことを考えはじめてしまって、そこからさらに違うことを考えてしまう。 会話に意識を戻すために、多大な集中力を必要としていて、けっこう疲れます。 これが普段から何をしているときにも起きていて、1つのことを考え続けるのがとても苦手で、いつも考えがまとまらない。
痛みはそれだけで脳のリソースの多くを使ってくれます。つまりこれまで他のことを考えていたはずのリソースを、痛みに集中させることで、残った部分で1つのことを考えやすくなるのです。 同じ理由で、疲れているときも考えられることが少なくなって、集中しやすいという話もあります。
なので普段から、集中したいが思考が飛びがちなときは、あえて痛みを作って集中しやすい状態を作ることがあって、ことがあるというかほぼ無意識でやっているので、親指のつけねなどは痛めつけすぎて常にボロボロになっています。
まあ、という話で痛みが好きなのですが、足の裏がつっている状態は、意思としは別にうまれる痛みなので、躊躇ったりせずに、格別の痛みを得られるのでとてもべんりです。 また、ある程度意識して痛さをコントロールすることも可能なので、痛すぎると戻せるし、痛さが足りなくても追加できる。すばらしい痛みだと言えます。
逆に切り傷は苦手で、痛すぎるうえに傷がなおるまで持続してしまって脳のリソースをすべてを使ってしまう。これは良くない。 他人から与えられる痛みもコントロールできないので同様です。
寒くなってきた昨今、ほぼ毎晩足がつっていて最高の状態という気持ちを共有させていただきました。
この話にオチはない。